本州一周TT 4日目(新潟県・直江津~新潟県・糸魚川)



直江津の前後から、徐々に手首やアキレス腱が痛むようになってきた。積み重なった振動と疲労の影響だろう。何しろ走行距離は1300kmを超えている。BRMの最長カテゴリーは1200km。既にそれ以上の距離を走っているのだ。どこかが壊れて来てもおかしくはない。

直江津から糸魚川までは「東京~糸魚川ファストラン」で見知った道。しかし夜に走るのは始めて。街灯は無く、思った以上に路面は悪い。そこに追い討ちを掛ける雨。このまま小雨で居てくれれば……と思ったのだが、徐々に雨脚は強まる。冬の雪でボコボコになった路面の振動が手首に響いて痛い。なんでこんなことをやってるんだろう。

不意に響く炸裂音。パンクだ。

道にある穴に気付かず突っ込んでしまい、リム打ちパンクしたらしい。雨の中のパンク修理という状況にかなりテンションが下がる。直江津時点では、宿を黒部か魚津で取るつもりだったが、既にそれだけのやる気がなくなってきていた。雨も止みそうにないし、今日は糸魚川でホテルを取ろうか。

パンクを修理し終えて携帯をチェックすると、着信があることに気付く。会社の先輩で、TOTの時サポートドライバーを担当してくれた「おっちゃん」からだった。今回もTwitterを追いかけてくれていたらしく、今近くにいるとのことだった。

  「今日は魚津までの予定だったんですけど、糸魚川で泊まろうかと思って……」
  「あ、そうなの?じゃあホテル取ってあげるよ。」
  「え、そんな……悪いですよ」
  「いやいや、たまには先輩らしいことさせなよ。チャリモさんの分も取っておくよ。」

  
と言う感じで、思わぬサポートを受けることとなった。ブルベならPC外サポートで失格事案だが、本州一周はその辺は問題ない。というか隣にいる主催もそのサポートを受けているわけだし。今回は素直に好意に甘えることにしよう。


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4/29 22:20、「ルートイン 糸魚川」に到着。またしてもルートインである。本当は「ホテル糸魚川」が良かったけど満室だった。残念。

しかしここのルートインでは部屋への自転車持込は断られた。ルートインといえど、すべてが持ち込み許可をしているわけではないらしい。雨も降っているし、ホテルの正面玄関の中に施錠して置かせてもらうことになった。


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チェックインは既におっちゃんの手によって済まされており、鍵を受け取る。とりあえず荷物だけ部屋に入れて、何をおいても腹ごしらえ。ホテルの隣のガストへ3人で入る。ハンバーグ・ステーキ・エビフライの入ったボリュームのあるセットを注文。体がエネルギーを欲していたのか、あっという間に平らげてしまった。

ホテルに戻り、風呂と洗濯。何度でも言うが、ルートインは大浴場とランドリーが完備なのが素晴らしい。安心してチェックインできるホテルだ。

乗っているときは気付かなかったが、肩こりが酷い。手首の痛さもそうだが、積もり積もった疲労がここに来て一気に顕在化した感じ。

  「マッサージする?」
  
と、チャリモさんから提案。肩を中心にマッサージしてもらったが、痛みはかなり緩和された。本人の語るところによると、チャリモさんはマッサージの心得もあるらしい。色々と謎の多い人だ。

乾燥が終わるのが意外と時間が掛かり、チャリモさんは乾く前に寝落ち。しばらく乾きそうにないので、自分もそのまま寝てしまうことにした。夜1時、就寝。

4日目までの進捗、1352km。

(つづく)
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普段はラーメンかカレーを食べに行くグルメライドばっかりやってます。

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【長距離自転車TT記録】
大阪→東京:23時間02分
東京→大阪:23時間18分
東京⇔大阪:67時間38分
青森→東京:36時間05分

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2005年に書かれた東京~大阪の自転車向けルートガイド。情報は古くなっているものの、今でも十分使えます。


拙著の「東京→大阪キャノンボール」レポート掲載。タイムテーブルや、戦略等を詳しく書いています。


シクロツーリストの田村編集長による長距離走行ガイド本。時短法やキャノンボール挑戦時のエピソードが掲載されています。

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