Fleche2014 本編⑦PC6:三島~元箱根

23:51、PC6: ローソン ニュー箱根店に到着。

ここから先はルート最大の難所、箱根だ。なんとか貯金を保ったままここまでたどり着いたが、実際は結構ギリギリと考えたほうが良い。

大阪からキャノンボールをする上で、一つ達成の目安となるのが、この「ローソン ニュー箱根店」時点での残りタイムである。

ここから箱根峠までは14km。24時間切りに挑戦するような人なら、サラ足では60分を切るはず。しかし、大阪から400km走ってきた状態では、70~80分近くを要することが多い。

そして箱根峠から旧道を使って小田原までの20kmは下りなので、Ave30km/h程度(40分)で下ることが可能。

小田原から日本橋までは90km。無理なくAve20km/hと仮定すると、4時間30分掛かる計算だ。

 箱根登り(1:20)+箱根下り(0:40)+小田原~日本橋(4:30) = 6:30

つまり、ローソン時点での残り時間が6時間30分より多ければ、24時間以内に日本橋にたどり着く可能性は高い。

ローソン到着時点での残り時間は6時間39分。しかし、勘違いしてはいけないのは、ローソン「到着時点」ではなく、「出発時点」での残り時間が6時間30分無ければならないということ。ここでも悠長に休憩をしている暇は無かった。

アミノバイタルを飲み、ストレッチをしているとキクミミさんから驚きの提案があった。

 「重いものは上まで持つよ?」

ヒルクラの苦手な私とチャリモさんの荷物を、ヒルクラの得意なキクミミさんが持つことで少しでも実力を平均化しようという作戦らしい。元々今回は荷物が少なめだが、一番重いツール缶をお願いする。普段からママチャリにミクフォームでレースに出ているだけあって、これくらいは屁でもない様子。頼もしすぎる。

00:00、日付変更と同時に箱根クライム開始。

疲労はあるが、落車の痛みの影響はほぼ無い。ダンシングだと痛むが、シッティングで淡々と登っていくことが出来た。

一方で調子が悪そうなのはチャリモさん。フレッシュ前から胃腸の調子が悪かったのに加え、本番での補給も上手く行かなかったとのこと。

各自のペースで登ることもできたはずだが、ここはAZEさんとキクミミさんのクライマー二人がチャリモさんのサポートに付く。一緒に走ることで気持ちを切れさせないのが狙いだったと後から聞いた。余裕のあるメンバーが余裕のないメンバーを助ける。これぞフレッシュ。

90分近く掛かったが、何とか箱根峠まで全員が登り終えた。気温は-1度。上下共に冬でも対応できる装備ではあるものの、手先がかなり寒い。このままダウンヒルに突入するのは危険なので、芦ノ湖畔のセブンイレブン元箱根店で軍手を購入した。

ここからは箱根旧道、真夜中のダウンヒル。

(続く)
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【長距離自転車TT記録】
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2005年に書かれた東京~大阪の自転車向けルートガイド。情報は古くなっているものの、今でも十分使えます。


拙著の「東京→大阪キャノンボール」レポート掲載。タイムテーブルや、戦略等を詳しく書いています。


シクロツーリストの田村編集長による長距離走行ガイド本。時短法やキャノンボール挑戦時のエピソードが掲載されています。

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