鷲津~新所原ルート(新居町~二川)

浜名湖から東海道本線の鷲津駅方面に北上し、二川駅近くの岩屋下交差点(キャノンボウルのすぐ手前)で主ルートに合流するコースです。

東海道を通る場合よりも若干距離が短く、潮見坂とその後のダラダラ登りを回避可能です。ただし、1箇所だけ急勾配の坂があるのと、踏切を通るので運悪く電車が通るとタイムロスの可能性があります。







■メリット
・距離が1.5km短い。
・潮見坂を回避可能。

■デメリット
・踏切あり。
・300m程度の激坂あり。


【ポイント】栄町交差点
浜名湖を越えた先の新居町駅の前にある、栄町交差点を道なりに左折せずに直進します。ここの信号はなかなか直進しづらいので注意。

200mほど進んだ右手には、東海道の関所である新居関所跡が残されています。


【ポイント】名も無き激坂
栄町交差点の分岐から6.5kmほどで、目の前に壁のような直登が見えてきます。距離は300m前後の短い坂ですが、斜度は10%を超えます。潮見坂が1km掛けて登る分を1/3の長さで登るので、結構キツイです。


【ポイント】新所原の踏切
新所原駅脇の踏切を渡ります。東海道本線なのでそれなりに本数があり、引っかかる可能性はあります。



(鷲津~新所原ルート・完)
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BRM805宗谷岬600 前日編

8/4 15時半に新千歳空港着の飛行機で北海道入り。


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多少は時間が遅れたものの、概ね定刻通りでの到着でした。昨年は検査を強行突破した人がいて、なかなか着陸出来なかったもので……。


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しかし、ここからが長い。今回のブルベのスタート地点は滝川市。ホテルは滝川駅前の「スエヒロ」です。新千歳空港から滝川までの直線距離は約90㎞ですが、一旦札幌を経由する鉄道の営業距離だと150㎞近く。特急を使っても、2時間以上の移動時間が掛かります。

まずは、新千歳空港から札幌駅まで移動。去年はここで鮨詰めの憂き目に遭いましたが、今年はとても平和。去年は検査突破騒動で特別混んでいたようですね。これは札幌から滝川までの移動も快適に終わる……と思っていたのですが。

今回、滝川まで乗車したのは、特急オホーツク号。なんと3両編成の短いもの。5両編成のカムイ号や6両編成のライラック号があればよかったのですが、時間が合わずにオホーツク号に乗りました。案の定、大混雑で、デッキで1時間の我慢を強いられました。また来ることがあれば、その際はオホーツク号は外したいと思います。

ただ、オホーツク号でも良いことがありました。丁度同じデッキに乗り合わせたのが、フォロワーのマサーン( @Masa_CA700 )さんでした。今年の1月のブルベでお話した程度の面識しか無かったのですが、今回の宗谷岬600の行く先々でお会いすることになります。

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川崎市の我が家から約8時間。ようやく滝川駅に降り立ちました。

昨年は工事していた駅前もすっかり綺麗に。気温は20度前後で寒いほど。これはブルベでも寒さ対策に重きを置いたほうが良さそうだな……と、この時点では考えていました。


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ホテルにチェックインをし、すぐ近くの「松尾ジンギスカン」へ。やはり、こちらの店のジンギスカンは絶品ですね。デザートの夕張メロン(2切で300円)も良かったです。

食後は、2階で行われている宗谷岬600の懇親会の方々にご挨拶。フレッシュのチームメイトであるコトノハ( @Nd2CuO4 )さん、はる( @KSR1450 )さんに会うことが出来ました。二人とも、4月よりも大分パワーアップしている感じ。


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そして、翌日に備えてホテル近くの「Prono」と言う店で買い出し。いわゆる「ワークマン」的な店で、北海道を中心に36店舗を展開しているそうです。CATEYEのライトや反射ベストまで売っている充実ぶり。装備の買い忘れがあっても、ここで調達できそうですね。妻はここで翌日の雨予報に備えて透湿性のあるゴム手袋「テムレス」を購入していました。

ホテルに戻り、22時には消灯。翌日のライドに備えて就寝しました。

(つづく)
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BRM805宗谷岬600 導入編

昨年に引き続き、今年もAJ北海道主催の「宗谷岬600」に参加してきました。


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北海道といえば必ず画像の出てくるオロロンラインを走り、日本最北端の地である宗谷岬を通過する魅力あふれるコースです。獲得標高も2500m程度と、600㎞にしては「平坦」と言えるほど登らないコースでもあります。

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いきなりではありますが、6月に結婚しました。相手も自転車乗りでランドヌールと言うロングライド好き夫婦です。

今回の宗谷岬600も、昨年に引き続き二人での参加となります。ヒルクライムが苦手な妻が唯一「このコースなら何とかなる!」と言うことで、今年も北海道に遠征することになりました。

昨年の宗谷岬600の様子は、今週末のコミックマーケットにて頒布される同人誌「ろっぴゃくぶんのいちライド」でご確認ください(宣伝)。

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今回も走るのは夫婦で別々。お互いソロで走ることになります。

理由は、走行時間が24時間を超えるカテゴリ(400km以上)では「一緒に走る」ことがお互いにとって負担となりやすいため。完走率を高めるための協定と言うわけです。

なお、私は「先にゴールをして、円滑に寝られるようにホテルのチェックイン等を済ませておく」のが任務となっています。

定宿である「ホテルスエヒロ」を1月の段階で予約。200/300/400kmの各カテゴリのブルべを5月までに完走し、満を持して8月を迎えました。


(つづく)
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スタートは何時にする? 2017年版

 スタートは何時にする?
 http://cannonball24.blog89.fc2.com/blog-entry-7.html

6年前に書いたこの記事。今は意見が変わっているので、現在の私の考えを書いておきます。恐らく、年齢や経験によっても考え方は異なるので、あくまで私の現時点の考えです。


■スタート時間決定の考え方

この6年で何度となく東京大阪間を走りましたが、今の所行き着いた答えは、「東京と大阪は早朝に持ってきたほうが良い」です。すなわち、24時間以内の完走を目指す前提ならば、スタート時間も早朝(5~7時)ということになります。

理由については以下の3点が挙げられます。

①都市圏の渋滞回避
やはり大都市圏の昼間から夕方と言うのは、どうしても車の量が多くなるもの。東京周辺なら小田原あたりから、大阪周辺なら京都あたりから道が混みます。車が流れていれば良いのですが、渋滞状態になってしまうと厄介です。

その点、スタートとゴールが早朝ならば、その周囲の都市圏を深夜に通過することになります。例えば、大阪を6時半に出発して達成ペースで走った場合、小田原は2時頃の到着となります。その時間帯ならば、藤沢も横浜も道はガラガラです。

②夕方の渋滞回避
またしても渋滞ネタですが、どこの都市に行っても、基本的に17~19時の時間帯は混みます。特に路肩の狭い場所(四日市~桑名や、小田原~大磯)で夕方を迎えると身動きが取れなくなります。

私が夕方を迎える場所としてベストと考えているのは、浜名湖バイパスです。具体的には、潮見坂~天竜川駅の約30kmの区間。路肩も広く、車線も多いのでまず渋滞をしないのが特徴。

大阪スタートの場合、240~270km、東京スタートの場合、250~280kmの区間です。達成ペースの場合、スタートから10~11時間で辿り着くことになるでしょう。朝6~7時に出発すれば、ちょうど浜名湖あたりで夕方を迎えることになります。

③生活リズムが崩れない
これが意外と重要。早朝出発にする最大のメリットかもしれません。普通に朝起きて夜寝る生活をする人はこれだけでも成功率が上がると思います。

深夜出発にすると、その前に仮眠をとる必要があります。普段から夜型生活をしている人ならまだしも、意外と昼間にガッツリ寝るのは難しいものです。結局あまり眠れずスタートを迎え、途中で眠くなって失速……ということが有り得ます。更に、眠くなるのは危険が危ない。

それに比べると、いつも通りのリズムで眠って、ちょっと早起きしたくらいでスタート出来る早朝スタートは、よく眠れる可能性が高いのです。ちゃんと眠れれば本来の力を出すことが出来るはずです。ちょっと奮発して、スタートからなるべく近い宿を取ると、睡眠時間を多く確保出来ます。


■個人的なベストプラン

以上から、私が考える現状のベストプランは以下です。

【大阪発の場合】午前6時30分 出発
・ホテルでぐっすり寝てからスタート出来る。
・大阪、東京が早朝になるので、周辺の都市圏の道も空いている。
・浜名湖バイパスを17時~18時頃に通過できる。

等々のメリットがあります。実際、2014年と2015年のFlecheでは、この時間をスタートにして2年連続の「大阪→東京」を達成ペースで走っています。

注意すべきは、四日市~名古屋エリアと、箱根エリア。四日市~名古屋をお昼時に通過することになるので、結構渋滞します。夕方ほどではありませんが。箱根はガッツリ深夜になります(0~1時頃通過)。明るいライトを持っていきましょう。


【東京発の場合】午前6時?
大阪発の場合とほぼ同様ですが、前半に箱根が挟まるので少し早い時間のスタートにしています。また、桑名~四日市の区間が22時過ぎになるので、交通量はグッと減るはずです。

注意すべきは、鈴鹿または伊賀の区間。がっつり深夜です。あの辺りは夜間、道に鹿が出てくるので注意したほうが良いでしょう。

あと、難しいのは静岡の風の強さです。「遠州のからっ風」とも言われるように、静岡では強い風が吹く事が多いのです。東京発の場合は向かい風になることも多いもの。そして、風は昼に強く吹き、夜には弱まる傾向があります。

 【参考】Q:天気予報をみると、全般的に夜から朝にかけて風は弱いが、日中になると強くなるのはなぜですか?
 http://web.sugiyama-u.ac.jp/~yamane/kisho/yohosi/q&a.html

海沿いの静岡県は、その傾向が強く出ます。これを踏まえると、静岡を夜に回すのも、一つの戦略かもしれません。東京発については、「これがベストのスタート時間だ!」と言う答えが未だになかなか見つけられないでいます。


(完)
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Fleche2017 ゴール受付&懇親会編

ナイスプレイスで行うことは、大きく2つ。ゴール受付と、懇親会。

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懇親会と言っても、AR日本橋のフレッシュは「コンパクトなフレッシュ」を標榜しているため、飲み食いをして騒ぐ場ではない。参加チームが各々の走ってきたコースを檀上で紹介し、それを他の参加チームが聞くというもの。互いの健闘をたたえ合う場とも言える。

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11時ごろにようやくナイスプレイス入りした我がチームは、入場後すぐに登壇。フェリーが欠航し、200㎞迂回した上に、新幹線でここまで駆けつけたズンドコ道中の話を檀上で披露した。

ナイスプレイスにいた他のチームとも話をし、11時半に懇親会は閉会。ゴール受付も無事に終了し、これにて2017年の我々のフレッシュは終了となった。

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当初、思い描いていたものとは全く違うものとなった今年のフレッシュ。本当に色々なことがあった。

 ・フェリーが欠航
 ・200㎞の迂回
 ・300㎞は雨の中
 ・全員がパンク
 ・新幹線でゴール受付に向かう
 
それでも、全員無事にゴール出来たのは素晴らしいことだったと思う。全員が全員、経験豊富なランドヌールであったとはいえ、「もしも」はありうる。ゴール受付に飾られていた、AudaxJapan会長の写真を見て、改めて無事にゴール出来たことに感謝した。

そして、NAOさんとコトノハさんの「R5000」認定が確定したのも喜ばしいこと。あとは申し込みさえ忘れなければ、来春にも二人の手元に記念メダルが届くはずだ。

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いつものことであるが、フレッシュは辛く、そして楽しい。複数人で走ることには特有の難しさがあり、また特有の魅力もある。

次回のフレッシュが今から楽しみだ。

(完)

【走行データ】
通算距離: 376km
走行時間: 24時間00分 (ネット: 17時間10分)
平均時速: 15.6km/h (ネット: 22.1km/h)
平均心拍: 120bpm
獲得標高: 1663m
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Fleche2017 ゴール→東京 移動編

無事にスタートから24時間を走りぬき、376㎞を走り終えた我がチーム。

しかし、本当に厄介なのはここからである。

先に書いたように、11時半までに東京・日比谷でゴール受付をしなければ、完走とは認定されない。すぐに新富士駅に向かい、新幹線の時刻表を確認する。どうやら、10時15分に東京駅に着く新幹線に乗れそうだ。これならば、ゴール受付にも十分間に合う。

そそくさと輪行準備。とは言っても、泥だらけなので、ボトルに入れた水で簡単に清掃を行ってからパッキングを行う。スタート前日に新品に変えた前輪のブレーキシューは、既に半分ほどすり減っていた。300㎞も雨の中を走るとこうなってしまうらしい。

驚いたのは、タイヤを外したとき。なんと、パンクしていた。

 「次はbaruさんですね!」
 「いつパンクするかな?」

 
と言われながらも、ゴールまでパンクしなかった我がタイヤ。しかし、ゴールから新富士駅までの僅かな距離でパンクしたらしい。これで結局、チーム全員が1回ずつパンクしたことになる。綺麗にオチが付いた。

無事に「こだま」に乗り込み、いざ東京へ。

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東京は大雨だった。

東京駅から日比谷の受付までの距離は、2㎞ほど。しかし、パンク修理をして、この雨の中を走る気力は残っていない。そこでコトノハさんから、こんな提案があった。

 「東京駅の地下に、手荷物預かり所があるんですよ。
  ここに自転車を預けて、電車で移動しませんか?」

  
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存在は知っていたが、利用したことの無かった手荷物預かり所。行ってみると、600円で輪行袋に入れた自転車を預かってくれた。これは便利なサービス。今後ともお世話になることもありそうだ。

丸ノ内線に乗り込み、霞ヶ関駅へ。そこから徒歩でナイスプレイス「日比谷コンベンションホール」へと向かった。

(つづく)
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Fleche2017 本編⑧三保~GOAL(376km)

朝5時55分、三保半島入口のPC: ファミリーマート 駒越店に到着。

ここで、フレッシュの「22時間ルール」をおさらい。

フレッシュには、「ラストの2時間に25㎞以上の距離を走らなければならない」と言うルールが存在する。つまり、22時間時点と24時間時点の距離を記録し、その間の距離が25㎞以上になっている必要がある。このため、「22時間時点でどこにいたのか」の証跡を取得しなければならない。これがいわゆる「22時間ルール」である。

今回はちょうど元々設定していたPCで22時間時点を迎えたので、ここでのレシートを証跡として取得。あとは、残り2時間で25㎞以上の距離を走れば良いということになる。この時点で347㎞なので、372㎞以上を走ればOKだ。

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若干の眠気があったので、ここでモンスターエナジーを投入。一気に目が覚める。

既にPCを出る頃には雨はほぼ止んでいた。さわやかな朝の空気の中、清水の街を駆け抜ける。欲を言えば、もう少し早くこの天気になって欲しかった。

清水駅前で、キャノボルートに復帰。ここから24時間地点までは基本的に「いつものルート」を走ることになる。走りなれた道なので気も楽だ。興津の健康ランド前から太平洋岸自転車道に入り、押しボタン信号で由比の旧道を走る。この辺りはAJ神奈川お馴染みのルート。「ここが久保田利伸の実家です」と、意味も無く観光案内をする余裕もあった。

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富士川を越え、「道の駅 富士」を過ぎたあたりで、スタートから24時間、4/9の午前8時を迎えた。最寄のファミリーマートに入り、レシートを貰う。これにてゴール!


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メーターの値は、376㎞を指していた。22時間時点からの走行距離は29㎞。キッチリ基準を満たしている。色々あったが、一旦無事にゴールすることが出来た。

(つづく)
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Fleche2017 本編⑦御前崎~三保(347km)

30分ほど、コインランドリーにて、乾燥をしつつ仮眠。ちょうど大きな雨雲が来ており、最良のタイミングでの休憩となった。

乾いたウェアを着用すると、ふつふつとやる気が湧いてくる。やはり濡れていないというのは良いことだ。

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深夜2時10分、リスタート。ここからは基本的に国道150号線を北上していく。雨脚は弱まらず、5mm前後の雨の中をひたすら走る。ウェアが乾いた影響なのか、皆元気だ。

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しかし、ここでまたしても例のアイツがやってくる。本日4度目のパンク。今度はNAOさんだった。

はるさん、コトノハさん、NAOさん。私以外の全員が1回以上のパンクに見舞われた。

  「次はbaruさんの番ですね!」
  
と言われる。確かにそんな気もするが、そういう時は割とパンクしないもの。この時点では高をくくっていた。

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焼津の市街地を抜けると、今回のルートでの盛り上がりポイントである大崩海岸へと入っていく。本来はこの辺りで海鮮丼を食べる計画だったが……こんな時間に空いている店があるはずもない。

大崩海岸と言えば、ツーリングの定番ルートである。海にせり出した「石部海上橋」からの眺望は素晴らしい。しかし、2014年、台風で道路の一部が崩落。長らく通行止めとなっていた。結局、崩落部分は放棄し、新たなトンネルを通すことになった。

フレッシュの半月前の2017年3月、内陸部を通る「浜当目トンネル」が開通。ここを通ることを、個人的には非常に楽しみにしていたのであった。

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焼津の市街から、海沿いの登りが始まる。間もなく、トンネル。平らで真っ直ぐ伸びているイメージであったが、実際にはトンネル内にアップダウンがある。深夜3時ごろとあって、車通りもなく非常に静か。路肩もそれなりに取られているので、今後ブルベでここを通る機会も多そうだ。

900mのトンネルを抜けると、雨が強く降っていた。大崩海岸は心霊スポットらしい。しかし、こんな時間にここを走っている我々の方が幽霊よりも異様かもしれない。楽しみにしていた石部海上橋からの眺めは、全く楽しむ余裕が無かった。ここは近いうちにもう一度訪れたい。晴れた日の昼に。

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大崩海岸を抜けると、国道150号線の「いちごライン」と呼ばれる部分に入る。次のPCである三保半島入口のファミリーマートまでは、あと20㎞ほど。ここで豪雨に捕まり、ミニストップで大休憩を取ることになった。

基本的にイートインが設置されているミニストップ。しかし、夜間はイートインコーナーが閉鎖されていることも多い。使うことが出来るか不安であったが、時刻は既に5時。空も白んできており、イートインコーナーは使える状態になっていた。

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久々に座って食べた、台湾まぜそば。味はイマイチだった。

雨が弱まったところを狙い、出発。次のPCまでは1時間も掛からないだろう。

(つづく)
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Fleche2017 本編⑥御前崎

4/9 午前1時。御前崎突端のコンビニ、セブンイレブン御前崎港店に到着。ここまでの走行距離は287㎞。

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腹が減ったのでカップヌードルを買う。気づけば、NAOさん以外の全員がカップヌードルを食べている。過酷なライド中のカップヌードルは、たまらなく美味い。

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この辺りで、そろそろ「終わりをどこにするか」を考えないとならない。

フレッシュは、「各チームが色々なコースを走り、最終的にナイスプレイス(今回は日本橋)に辿りつくイベント」と言うことになっている。ただ、実はルール上、ゴールはどこであっても問題ない。決められた時間までにナイスプレイスでゴール受付をすれば良いのだ。

問題は、そのゴール受付である。今回のゴール受付場所は、東京・日比谷。ここに4/9の午前11時半までに辿りつかなければ認定されない。私たちのチームは、4/9の午前8時までは走り続ける必要があり、そこから何らかの手段で日比谷に3時間半以内に辿りつくように動かなければならない。

自走ではどう考えても間に合わないので、電車で行くしか無いだろう。しかも、輪行の時間を計算すると、新幹線を使わなければ間に合わない。この先、ルート通りに行けば、通過する新幹線駅は、「静岡」「新富士」「三島」の3つ。それより先は箱根が挟まるので無理。


 ①静岡駅まで行くと350㎞ (残り63km)
  →認定最低距離に10km不足。
 ②新富士駅まで行くと376km (残り89㎞)
  →認定最低距離を満たす。
 ③三島駅まで行くと400㎞ (残り113km)
  →認定最低距離を満たす。


天候と時間帯を考えると、残り7時間で三島駅までの113㎞は少々厳しい。現実的には、「新富士駅ゴール」もしくは「ゴールした地点の最寄駅から輪行して、三島駅から新幹線に乗り換える」と言うプランになることを、チームメンバーと確認した。

ゴールしてから息つく暇も無く行動する必要があることが分かってゲンナリしたが、時間内にゴール受付をすることは不可能ではないことも分かった。ようやく、認定までの道のりが見えてきた。

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御前崎のPCを出発した直後、メンバーの一人が口を開く。

 「なんか寒くないですか?」

確かに寒い。しかし、Garminに表示されている気温は18度と、深夜にしては高すぎるほどの気温だ。

 「ウェアが雨や汗で濡れて、そこに走行風が当たるから冷えるんですよね。
  せめて、コインランドリーか何かでウェアを乾かせたら良いんですけど。」

  
私は、それに対して「でもコインランドリーは無いだろうな」と、考えていた。ブルベで地方を走ることは多いが、ここ数年で深夜営業のコインランドリーは著しく数を減らしている。防犯上の理由や、深夜営業してもコストに見合わないと判断されるケースが増えたのだろう。

現在の時刻は深夜1時半。こんな時間にやっているコインランドリーは、それこそ都会の住宅街にでも行かなければないはずだ。

……と、考えていたのだが。

不意に、視界の隅に煌々と光る建物が目に入った。あれはまさか……いやいや、まさか都合よくこんな所にあるはずがない。きっと、コインランドリーを望むあまり、幻が見えたのだ。現に、前を走るチームメンバーたちは全く気づいていない。そう考えて、もう一度光の方を見る。

それは、まぎれも無くコインランドリーだった。

  「あった! コインランドリーあった!!」
  
興奮気味に声を上げる。

  「え、嘘!?」
  「あ、ほんとだ!!」

  
さすが皆、本当にあるとは思わなかったらしく、驚いていた。そりゃそうだ。「コインランドリーが欲しい」と話した直後にコインランドリーが現れるとは。

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満場一致で停止を決定。ここでウェアを乾かしていくことになった。

(つづく)
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Fleche2017 本編⑤豊橋~御前崎(287km)

降りしきる雨の中、豊橋に到着。TOTで仮眠した極楽湯の隣にあるセブンイレブンで休憩を取る。

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割と疲労の色が濃い。入念にストレッチをし、アミノ酸サプリを補給する。休憩中に雨脚が弱まってきたので、ここから先はしばらく楽になるだろう。NAOさんによれば、「御前崎までは雨雲を気にしなくてもよさそう」とのことだった。

豊橋の市街地は、未だ路面電車が走っている。濡れた線路はスリップの原因となるので気を付けて走らなくてはならない。チームメンバーに注意を促す。キャノボのランドマークであるボウリング場「キャノンボウル」の前は特に何事も無く通過。

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潮見坂の手前で、ようやく元々の計画ルートに合流! 実に200㎞ぶりである。本来、この辺りは13時ごろに通過するはずだったのに、既に時刻は21時。スタート前は「時間が余ったらウナギも食べたい」などと言っていたが、この時間にやっているウナギ屋などは無かった。

ウェット路面の潮見坂を下り、浜名湖バイパスを走る。折からの雨で、路肩にはゴミが多い。道路は、水はけのために路肩に向かって若干斜度が付けられているので、水と共に流れてきたゴミが路肩に溜まることになる。これを踏まないように走らないとな……と思っていた所、「パンク!」の声。コトノハさんがパンクしたようだ。

修理タイム。貯金タイムは十分にあったので、そこまで焦りの色は無し。この先のルートを見ると、御前崎までの距離は約46㎞。2時間半を見ておけば着くだろう。

小雨の中を再スタート。しかし、10分もしないうちにまた、「パンク!」の声。

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今度は、はるさんがパンク。本日2回目。前回と違い、今度は前輪がパンクしていた。PanaracerのRaceDタイヤのビードが硬く、なかなか苦戦しつつのパンク修理。やはり、浜名湖バイパスの路肩には大量のパンク原因が潜んでいるようだ。「なるべく白線の内側を走るようにしよう」と、チーム内で確認。

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大柳交差点で浜名湖バイパスを離れ、国道150号方面へ。天竜川を渡り、御前崎方面へ向かう。

この辺りでは、コトノハさん&はるさんが前を引く。二人とも前半は基本的に後ろにいたため、体力が温存されているようだ。前半で前を引いていた私とNAOさんは、体力が尽き気味。付いていくのが辛い。

夜中に御前崎を走るのは初めての経験だった。本来は昼間に海沿いの気持ち良い風景を横目に走ることになるはずだったが、稼働中の御前崎灯台を見られたのは貴重な経験であった。完成から140年。以前はアセチレンランプだったが、現在はLED灯器を使っているらしい。その明るさは56万カンデラ。CATEYEのエコノムフォース換算で140個分の明るさということになる。……意外と暗い?

間もなく、御前崎の突端。ようやく、本来の計画上のPC1に辿りつく。

(つづく)
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プロフィール

ばる

Author:ばる
群馬産のキャノンボーラー。
普段はラーメンかカレーを食べに行くグルメライドばっかりやってます。

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【長距離自転車TT記録】
大阪→東京:23時間02分
東京→大阪:23時間18分
東京⇔大阪:67時間38分
青森→東京:36時間05分

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2005年に書かれた東京~大阪の自転車向けルートガイド。情報は古くなっているものの、今でも十分使えます。


拙著の「東京→大阪キャノンボール」レポート掲載。タイムテーブルや、戦略等を詳しく書いています。


シクロツーリストの田村編集長による長距離走行ガイド本。時短法やキャノンボール挑戦時のエピソードが掲載されています。

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